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MT(筋肉反射テスト)

琉球キネシオロジーから学ぶ

MTは、筋肉を触ることで反応を確認する作業になります。

受ける側は身体の横にまっすぐに腕を伸ばし、掌を後ろにして少しだけ腕を挙げた姿勢になります。このとき、テストを受ける側は腕を肩の幅から少し外側へ広げます。
テストする側は、受ける側の手首に自分の掌の中心が密着するように軽く優しく手を乗せます。

優しく優しく腕を押してみて・・・押されなさの度合は、「強い?」のか「弱い?」のかを区別するのが基本的な感覚になります。感覚的な結果は、心身に良いものや真実に対して、受け手の筋肉は強い状態になり、心身にとって害であるものや虚偽に対して、受け手の筋肉は弱い状態になります。

受ける側に、心や身体にストレスがあるも場合は、力が入らなくなります。
押して確認する側は、相手の力が入っているときは「ググッ」と腕がどこかで止まりますが、入らないときは「ググッ」がなく、どこまでも下がりますから、それを感じ方の基準にします。

例えば、『私はリンゴが好きです』と質問し、受ける側に復唱してもらうか、復唱しなくとも、とにかくどんな質問にも「はい」と答えてもらいます。(※脳は、「いいえ」という感覚は曖昧にしか記憶できないのでその結果は答えにならないのです。このことは後で説明します。)
そしてMTを実施します。

腕が止まったまま→ YES(その通り!心もリンゴが好き)
腕が下がっていく→ NO (え?身体はリンゴが嫌い)
質問に対して、このようにYESとNOの反応をします。

食べ物での反応は、このような結果になり、NOの反応になった場合、リンゴが筋肉に力を入れさせない=肉体を弱らせる食べ物であるという事になります。

(例)MTで見る深層心理

食べ物ならば、選べます。

NOが食べ物ではなく、例えば夫や妻であったり、または職場の上司であった場合、それを止めたり、避けるわけにはいきません。それはあなたの心が受けたストレスが原因になっていますから、そのストレスを解放し、全く異なる角度からの感じ方、見方を新しい解釈や感性として気付いて根付かせる必要があります。

つまり、MT(筋肉反射テスト)は、その人が抱えているストレス、健康の問題しいては、人生で抱えている悩みを可視化する手法なのです。そして、そのストレスに気付き、そのストレスに新しい解釈と感性で、意識の修正を行なう「人生の目標設定」が大切になります。

※好き嫌い以外の中間の反応を見ることは可能なのか?

MT(筋肉反射テスト)は、基本YESまたはNOで深層心理である心の状態を確認します。

斎藤慶太さんはYES、NOだけでなくその中間も存在することを伝えています。

MTは筋肉の反射を確認する作業ですから、筋肉の仕組みと反射について説明したいと思います。

◆反射◆

筋肉を動かすのは脳であり、神経です。

神経にはいろんな働きがありますが、MTで確認する神経は次の二つに大別されます。

一つは意識と繋がっていて、大脳から脊椎を経由して全身の筋肉を動かす運動神経です。この神経は順序だてて「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どうした」という意識に反応して、電気信号が伝播し、必要に応じた筋肉を動かすことが出来ます。例えばスマホを操作したり、料理したり、車を運転したりすることができます。

もう一つは、無意識と繋がっていて、私たちの命をコントロールしています。そして、自分が感じるよりも早く、皮膚を含め全身という生命を守ろうと筋肉を動かします。それが反射神経です。

反射神経は脳幹です。大脳には信号がいきません。脳幹には「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どうした」という認識がありません。ですから、反射が起きると「いつのまにか」という状況になっています。恐怖や恥、不安からのストレスが「いつのまにか」筋肉を動かします。

生体反応で言うとストレスが副腎を刺激し、副腎から分泌されたコルチゾールが偏桃体を刺激して痛みや恐怖として記憶させることで過敏にし、心臓に働きかけ心拍数を上げます。結果的に嫌な記憶として大脳に深く記憶されます。これが、やりたくもないことをやるはめになる反射のメカニズムです。

◆筋肉◆

筋肉は見た目の色から赤筋(赤色筋) (red muscle, typeⅠ) と白筋(白色筋) (white muscle, typeⅡ) の2種にも分類される。これは含有するミオグロビンミトコンドリアの量に左右され、多くミトコンドリアが活発なものが赤く見え、少なく不活発なものが白く見えます。またこれらの筋肉の量は生まれつきほとんど決まっているのです。

白筋は収縮の筋原繊維が発達していて(=無意識で縮む方が得意で、伸ばすには意識して伸びをしたりするしかない)素早く縮むことができるため、速筋 (fast muscle) とも呼ばれます。疲労した状態の運動では速筋が多く使われます。赤筋は脂肪や炭水化物を消費する酵素が豊富で遅筋と呼ばれ、ゆっくりした運動を持続的に行うのに適しています。

また、筋肉の収縮はアクチンフィラメントがミオシンフィラメントの中央へ滑走することによって起こります。大脳皮質から出された運動命令は電気信号として脊髄を伝播し、脊髄にある運動神経に伝達されます。電気信号が神経伝達物質としてアセチルコリンを介して筋線維に伝わると、ナトリウムイオンが筋繊維細胞に流入して興奮します。この時筋小胞体に蓄積されているカルシウムイオンが放出されることでアクチンフィラメントとミオシンフィラメントとの間に架橋が形成され、アクチンフィラメントがミオシンフィラメントの中央へ滑走します(下記動画参照)。

これが、受ける側に起こる、MTの「ググッ」と硬くなる「YES」の反応になります。

受ける側に起こるMTの「ググッ」がない、どこまでも下がる「NO」は、アクチンとミオシンの滑走が起こらない弛緩の状態です。筋肉を強く収縮させようと意識していても、収縮が起きないのですから、神経伝達が上手くいっていないという事です。

それは、まさに「ストレス」です。ストレスに感じる今現在の物事への解釈や感性が記憶のプライム(先行刺激)となって、アドレナリンを分泌させ、アセチルコリンの分泌を阻害するからです。

つまり、電気的なエネルギーが流れて循環しているのをストレスという信号がエネルギーを変えます。これが、エネルギーの停滞、乱れということになります。

私たちの周りで起きるものごとは全て、同じことが起きたとしてもプラスの側面とマイナスの側面があります。なぜなら、プラスもマイナスも人それぞれ、過去に起きた記憶から紐付けされた解釈で変わるからです。

ですから、自分を苦しめているトラウマや弱めているストレスに対する解釈や感性は、書き換えることが出来ます。そのようなトラウマやストレスは恥ずかしいと感じる記憶ですから、解釈を変えることで記憶は残りますが、苦痛に感じることがなくなります。

その第一歩が「向き合う」こと、MTで探し出すことなのです。

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