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真実の愛

その人のことを、いつもわかっている(つもり)。

つもりとは、実際とは異なるのに仮定した気持ち。

相手の気持ちを察しているつもりになっています。

咳をすれば、部屋を温めたほうがいいかな。

しかめっ面をすれば、何か嫌なことを言ったかな。

ため息をつけば、何か気に障ったかな。

最初は見た目ではなく、深く知ろうとします。

でも慣れとともに、こういう雰囲気のときは、こんな気分、またこうしているときはこんな感じと、深く知ろうともせず見た目で判断してしまうようになります。

思い込みをする人は、ある考え方に執着し、合理的な推定の域を超えて、固く真実だと信じ、自分が正解であることを言うために、常識・道徳・前例・先入観・慣習などを根拠にすることがあります。しかし、こうした根拠が自分以外と全く共有できないものである場合も珍しくありません。

思い込みとは、深く信じこむこと。また、固く心に決めること。

目標達成の原動力にもなる「自分にならできる」という前向きな思い込みもありますが、「またか」といううんざりした気持ち、新鮮味のない嫌なこと、猜疑心さらには被害妄想などの精神障害といった、悪い意味で使われる自己否定的な思い込みのほうが多いのです。これが思考にそして行動に現れます。

身近な人にほど、知ったつもりになっています。
知ったつもりになって、いろいろと決めつけるのです。

たいてい、その人が与えてくれている
豊さに気づくことができません。

そしてその人が、いなくなってはじめて、
その存在の片鱗に触れるのです。
いつも気づくのが遅いのです。

そう愛はいつも遅れてやってくるのです。

思いやりをもって接すること。

自分が満たされなければ、人に優しくできないのが人間の性です。

そのためには、まず自分を許すことです。そして許したうえで相手の気持ちを誤解したまま思い込みという自分の気持ちで判断するのではなく、しっかり相手の気持ちを受け取ることです。

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