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道具の使い方

人間は肉体的に進化したのでしょうか?

いいえ、進化してはいません。

使う道具が時代とともに進化しただけです。

道具は便利で人生を豊かにするものです。

道具は効率を上げるために存在し、「目的をもって使う」ものであるべきです。

使い方を誤り、道具に依存すれば人間は肉体的に退化します。

依存している人ほどその道具がないと、不具合をきたします。

ですから、道具を上手に使いこなすには、目的をもって手段として使い、それがなくても不具合がおきないように自分を高めることです。

もし仮に「魂」の乗り物を「肉体」としたとき、魂は肉体を上手く使いこなしているでしょうか?

魂に引っ付いている自我とは、自分のことを中心にして考える本能の欲求を、世代という親や社会から受け継いだ「しつけ」によってコントロールする自分自身を意味します。この自我という狭い視野のせいで自分が肉体のみの存在であると思い込んでいます。

自我とは、”間違い”をブザーで教えてくれる「アシスト機能」のようなもので周囲に「障害」がないかを探る「問題探し機能」です。ただこれは、平たく言えば意識が集中したときの「注意センサー」でしかありません。この「注意センサー」そのものが自分だと思ってしまうといつも不安になってしまいます。

そのセンサーを使う自我も含めて体内の微生物や細胞の争いがあってこそ「生きること」は維持されています。まさに広い視野で自分を見ていくと自分は自分だけでは構成されているのではなく、人類という構成、生物という構成、地球という構成つまり、自然の一部であることがわかります。

ですから自我は機能であって自分ではないのです。

仮に魂の道具を肉体とするならば、その肉体を使う間は、乗り捨てることも乗り換えることもできません。最後まで丁寧に大切に扱う必要があると思いませんか?

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