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生きる その2

生きる、それは「気付き」

私たちの人生の目的は、「悟る」ことではありません。

「生きる」ことです。なぜなら私たちも「動物」だからです。

ただ、他の動物と人間の違いは、脳の使い方が異なることです。

例えば、チンパンジーと人のDNAのゲノムを比べると、違いは1.2%しかないそうです。たった1.2%の違いで、骨格が異なり、毛髪も異なり、発音や文化も異なります。この少しの違いが、脳を大きくさせ、直立にし、道具が使えるように手が器用になりました。

人間は進化することで生き続けるのが本文ですから、進化する過程で手に入れた、「火を使う」「文字や記号で意思疎通する」「死に方までも自由に選べる」ことを忘れてはいけません。

たまには火を使い、文字や記号という音楽や絵画などの芸術に触れたり、自分の過ごし方を自由に選択することが大切になってきます。

他の動物と脳の使い方が異なるというのは、霊的に異なるということです。

霊的とは、「気付き」だと思います。

「あっそうか!」という感覚です。今まで当たり前だと思っていたことに変化をもたらすことができます。また、気付きは様々な思い込みや制限を手放すきっかけになります。今まで八方塞だった問題の解決や個人の成長に繋がります。それはまるでモヤが、かかっていたところに光が差し込んできたかのような、急に視界が開けたような感覚です。

言い方を変えれば、それまで意識上になかったものが、何かの拍子に意識上に現れた状態です。論理的に答えを導くというよりも、「ハッ!とする」「あっ!と思う」のように、突然閃くような感覚である場合が多いのです。

理屈ではなく、感じるものなのだと思うのです。

聞くのではなくて、見て。他人に聞くのではなく、自分に問いかけて。一つの方向しか見ないのではなく、異なる角度で見る、思い込まないという事が大切なんだと思います。

そして、「生きる」ということに気付くことなのだと思います。

生きるとは 「人と繋がる」ことです。私たちには母方、父方というバイナリーの祖先があり、それを繋いでいきます。また、社会的にも様々な組織に繋がり貢献します。

「人と繋がる」そのためには「愛すること」「時間をコントロールすること」「死を理解すること」が重要な要素になります。人は必ずこの3つの要素を手に入れようともがき苦しみます。

この3つは、誰もが求めたり避けたいものです。なぜなら私たちは常に、愛を望み、時間を惜しみ、死を恐れるからです。

この3つの要素について「気付き」が生まれると、霊的にレベルが上がるのです。

これが人間たる所以であり、他の動物にないものなのです。

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